ようす さんの感想・評価
4.5
「ああ、俺は、一人ではなくなったんだな。一緒に見たいとか、喜ばせたいとか、きっと、これが…。」
夏目友人帳・6期。
これからも続いてほしい大好きなシリーズです♪
1話完結の話がメインなので、
シリーズの途中からの視聴でも問題ありませんが、
夏目が過ごしてきた温かな日々を感じることも、
この作品の大きな魅力なので、
1期からの視聴をおすすめします!
6期は全11話です。
● ストーリー
幼いころから妖が見えた少年・夏目貴志(なつめ たかし)。
祖母レイコの残した友人帳には、
彼女が集めた妖の名が収集されていた。
妖に名を返すことができるのは、
孫の夏目だけ。
用心棒・ニャンコ先生と共に、
妖や周りの人たちと交わる日々。
それは、夏目にとってかけがえのない日々。
6期になりましたが、
話がマンネリとしたり、飽きたりなんてことは全然ありません。
キャラに対する変わらない安心感もありながら、
シリーズ全体を長い目で見ると変化もあり、
先の展開が楽しみにもなります。
6期だと、
{netabare}
・名取に友人帳の存在が知られる
・祖母のレイコではなく、祖父らしき存在が妖から語られる
{/netabare}
あたりが新展開でしたね。
特にネタバレ内の2つ目の項目については、
今後の展開が今から楽しみです。
どの話も見所があって楽しめました^^
・夏目と妖
・夏目の周囲の人の優しさや、にぎやかさ
・妖同士の温かな関係
・妖を祓う仕事をする人たち
・祖母レイコの過去
・妖と、妖が見える人間の交流
この辺りがエピソードの主軸でしょうか。
エピソードが幅広いので、飽きないのも納得^^
そしてどれがハズレというのもなく、
どれも温かくて感動できるというのがすごい。
悲しいお話は得意じゃないけれど、
夏目で流す涙は温かいから好きです(´;ω;`)
もちろん、笑える所もあります。
まあ、お笑いを担当するのは基本的にニャンコ先生のプリチーさですがw
● キャラクター
とにかく登場する人がみんな優しい。
そして優しいだけじゃなく、
しなやかな強さを持っている。
そんな登場人物たちが好きなのですけれども、
やっぱり特に好きなのは、夏目なのですよねえ。
夏目の自然体な優しさが好きで、
毎回心がほぐされます。
そしてそんな夏目以上に、
夏目を引き取り育てている藤原夫妻が最強。笑
今回は藤原夫妻がメインとなるお話はなく、
ちょっとした登場ばかりでしたが、
それでも塔子(とうこ)さんのレジェンド感半端ない…。
この神オーラには勝てる気がしないわ。笑
あとはやっぱりニャンコ先生がかわいい♪プリチー♪
あの丸いお尻と、丸いしっぽがたまらないのよねえ…(*´Д`)ハァハァ
ぼてぼてしてるのも、
夏目の頭の上に着地してフィットしてるのも、
この二人は本当にナイスコンビだわ♪
そしてそのニャンコ先生に興奮する多軌(たき)も可愛すぎ!
1話から多軌さんの可愛さに悶えてました。笑
そんな感じで、
どのキャラも優しくて、温かくて、大好きです。
夏目は妖と絡んでいるのがしっくりきますが(笑)、
男友達と絡んでいるのも絵になってなんかもう、
ごちそうさまな気分になります(*´Д`)ハァハァ
夏目と田沼から漂う友情には、なんだかそそられますw
その友情をずっとながめていたいわ…(*´Д`)
…ああ、夏目が引いて青ざめる姿が浮かぶ。笑
● 音楽
【 OP「フローリア」/ 佐香智久 】
このOP大好きです♪
映像も気合入ってますね♪
夏目がイケメン過ぎて辛い…(*´Д`)笑
映像のようにどこか繊細な美しさや優しさも感じられ、
この作品にぴったりな曲だと思います♪
【 ED「きみのうた」/ 安田レイ 】
今回も感動する曲です(´;ω;`)
ちなみに、この曲のMV、
夏目と全然関係ないけど号泣しました(´;ω;`)
大切な人と同じ時を歩めることの幸せを忘れてはいけない。
それは当たり前なようで、いつまでも続くことではないのだから…。
そんながっつりな感動ソングがこれほど似合う作品は、
そうないんじゃないでしょうか。
● まとめ
誰かと話し、誰かと笑い。
日常の、なんともあたりまえな風景。
そこに夏目がいることが、泣けるのです。
たくさんひとりで苦しんだ日々を越えて、
今は大切な者たちと笑顔な自分でいられる穏やかで幸せな日々。
自分の居場所を見つけた幸せ。
そういう幸せをちゃんと感じて、ちゃんと噛みしめて、大切にする。
そういう夏目が私は大好きです。
そしてこの作品が大好きです。
また夏目たちに再会できることを願って。
7期待ちます!